「直(闇営業)行く奴は“ヨゴレ”」千原ジュニア、カラテカ入江の“闇営業”で浮き彫りになった芸人の“意識変化”を指摘



お笑いコンビ・カラテカの入江慎也が振り込め詐欺グループの忘年会によしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の芸人の出席を仲介したとされる“闇営業”問題で4日、同社を解雇された問題について、同社所属のお笑いタレントである千原ジュニアが言及。「直(闇営業)行く奴は“ヨゴレ”」と一刀両断した。

 7日に発売された写真週刊誌『FRIDAY』によると、2015年に男女計40人が逮捕された振り込め詐欺グループが14年末に開催した忘年会に、入江をはじめ同社所属の芸人が複数参加していたもの。同社は入江以外のメンバーに対しては厳重注意処分を課している。

 この問題について入江本人から電話連絡を受けた千原ジュニアは「結婚の連絡と思ったら、解雇の連絡だった」と話すと、以下のように続けた。

「芸人の間では“闇営業”とは言わず、(依頼主から直接ギャラを受け取ることを受け)“直(ちょく)”と言われている。ただ、我々の頃は『直に行く奴はヨゴレ』という意識を持ってやっていたが、最近になってその意識が薄れ、直や副業が普通になった。そのことに関して、若手なんかはお金もないので……」

「そんな感じになったのか……」と芸人の意識の変化を残念そうに指摘しながらも、若手や売れない芸人の生活を踏まえて一定の理解を示した千原ジュニアだったが、「詐欺グループが相手というのが……」と話すと、苦虫をかみ潰したような何とも言えない表情を浮かべた。

 さらに千原ジュニアは、自身の経験をもとに「俺も10年くらい前に家の近くのお店に通っていたら、そのお店の人が“黒め”の人だったこともあり、『黒い交際』と報じられた。普通の飲食店と思って通っているのにそうなったら、デニーズ(のようなチェーン店)しか行かれへんやん」と話して笑いを誘いつつも、相手の素性を正確に把握することは難しいという見解も示した。
 
 なおこの問題については、ハリセンボンの近藤春菜が「(吉本興業とは)契約書を交わしたことが無い。契約解消というのであれば、会社として契約書を作るべき」と言及して波紋を広げている。

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